「美味しさ」には万人共通の明確な基準があるわけでもありません。

美味しさの理由を考えることが単純でないのは、それが、ある意味で人の幸せの理由を考えることに等しいからではないでしょうか。幸せとは人間一人ひとりの価値観そのものと同質であり、そして価値観に優劣はつけられないものです。

【出典】福島徹『食の理想と現実』(幻冬舎、2009年)

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